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面接審査による特許査定率の増加量の分布(直近10年間)
本ページでは、直近10年間(2013年以降)における面接審査による特許査定率の増加量の分布を掲載します。増加量は、査定等の前に面接記録又は応対記録が存在する出願の特許査定率から、面接記録等の有無に関係のない通常の特許査定率を引いた値です。下記分布の横軸は、増加量であり、縦軸は、横軸が示す増加量の特許審査官の人数です。
面接審査をすると、特許査定率が10~20%程度上がる特許審査官が多いようです。特許査定率は、特許審査官の優劣とは関係ありませんが、権利化業務では、面接審査の有効性を何らか考慮する必要があるかもしれません。なお、増加量が極端に高い特許審査官は、異動者又は退職者等の出願を引き取って拒絶査定を発送する管理職のような方であり、通常の特許査定率が極端に低く、結果的に増加量が高くなっている可能性がありますので、ご注意下さい。

※特許査定率は、特許審査官の優劣を示すものではございません。
※2013年以降に、面接記録又は応対記録がある出願の査定等を50件以上発送した特許審査官を対象。
※横軸は、特許査定率の増加量(1%刻み)。
※縦軸は、横軸が示す増加量の特許審査官の人数。
※2022年12月28公開分までの特許情報標準データを集計しています。
※2023年4月13日作成。
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